~植物油と甘いものの摂取によるリスク~
こんにちは、静岡市の歯科医院『駿河デンタルオフィス』です。
皆さんは、「四毒」という言葉をご存じでしょうか?
四毒とは、小麦・植物性の油・乳製品・甘いもののことです。
前回のブログでは、小麦と乳製品の摂取によるリスクについて解説しました。今回は、植物
性の油と甘いものの摂取によるリスクについてご紹介します。
四毒③ 植物油
日本は、かつては和食中心の食生活でしたが、敗戦後の食料転換政策による食の欧米化(
洋食中心の食事)によって、現代は揚げ物や炒め物が多い食生活にシフトチェンジしたた
め、植物性の油の摂取量は戦前の約50倍となっています。
植物性の油は、加熱すると酸化しやすいという性質があります。特に揚げ物の場合、長時
間加熱するので、植物性の油がより酸化しやすいのは否めません。
酸化が進むと、アルデヒドという成分が生成されやすくなります。アルデヒドは神経細胞
や血管の内壁を攻撃するため、心筋梗塞や高脂血症などのリスクが高まります。
四毒④ 甘いもの
甘いものは、砂糖だけではありません。黒砂糖やてんさい糖、蜂蜜やメープルシロップや
現在ではフルーツ・果物なども、甘いものに該当します。甘いものを過剰摂取すると、さ
まざまな病気のリスクが高まります。まず、虫歯です。清涼飲料水ばかり飲むと、虫歯に
なる傾向にあります。
なかには歯が丈夫で虫歯にならない人もいますが、そのまま清涼飲料水や甘いものばかり
摂取していると、うつ病になりやすいといわれています。(うつ病の患者の多くが甘いもの
の摂取量が多い傾向にあります)
次に多いのは、糖尿病です。 そのほかにも、さまざまな生活習慣病の原因にもなります。
砂糖の過剰摂取により、歯垢を増やして歯肉を傷つけてしまうことも。歯に負担をかけな
いためにも、甘いものの摂取は控えましょう。
引用:甘いものや糖質の摂り過ぎにご用心!|公益社団法人神奈川県歯科医師会
健康な体になるために食生活を見直そう
今回は、植物性の油と甘いものを摂取することのリスクについて解説しました。健康な体
になるためには食生活を見直し、植物性の油や甘いものの摂取を避けることが望ましいで
す。
駿河デンタルオフィスは、患者様お一人おひとりの歯そして体の健康と向き合い、治療を行
います。歯についてお悩みがある方は、駿河デンタルオフィスにお気軽にご相談ください。