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~小麦と乳製品の摂取によるリスク~

こんにちは、静岡市の歯科医院『駿河デンタルオフィス』です。

皆さんは、「四毒」という言葉をご存じでしょうか?
四毒とは、小麦・植物性の油・乳製品・甘いもののことです。今回は、四毒のうち小麦と乳
製品の摂取によるリスクについてご紹介します。

四毒とは?

四毒とは、小麦・植物性の油・乳製品・甘いものの4つです。
日本は、かつては和食中心の食生活で四毒を取ることがすくなかったのですが、敗戦後の食
料転換政策による食の欧米化(洋食中心の食事)によって、小麦、乳製品、植物性の油を使っ
た揚げ物や炒め物が多い食生活に変化しました。
これら4つを長期にわたり大量摂取し続けた結果、病気になる人が増えています。例えば、
ガンは戦前の6倍、糖尿病は50倍、アトピー性皮膚炎などの自己免疫疾患は70倍に増えまし
た。戦前と戦後で人口が2倍以上になったわけではないのに、病気はそれ以上に増えている
のが現実です。
この四毒を抜くことで、健康な体に近づくことができます。実際に、アレルギーやアトピー
が改善したり⽣理痛が和らいだり、花粉症の症状が軽減したり、なくなったりと、体の調子
が良くなった方も少なくありません。

四毒と脳の快楽報酬系の関係

四毒は、脳の快楽報酬系に作用し、依存性を持つ食品です。 脳の快楽報酬系は、前頭前野
に快感をもたらすドーパミンを分泌するところです。四毒を摂取することで、「またこの
快感がほしい」という感情を強めてしまいます。

【ヒトの脳内報酬系の模式図、左側が前】

引用:日本脳科学関連学会連合

本来、前頭前野は、物理学を学んだり作曲をしたりと最も高度な判断ができるところです
。しかし脳の快楽報酬系によりドーパミンが分泌されると、高度な判断ができなくなって
しまいます。
その結果、チョコレートを「1個だけ」と思って食べても、もっと欲しくなりやめられなく
なるのです。

四毒① 小麦

四毒の1つ目は、小麦です。小麦粉には、グルテンというたんぱく質が含まれています。グ
ルテンは免疫を乱す物質で、がん細胞を攻撃する働きがある「TNF-α(腫瘍壊死因子
:tumor necrosis factor- アルファ)」の機能を低下させます。

そして、がんを作り出してしまうだけでなく、正常な細胞を間違えて攻撃してしまうのです
。例えば、皮膚を攻撃するとアトピー性皮膚炎、神経細胞を攻撃するとパーキンソン病、筋
肉を攻撃すると線維筋痛症になると言われています。

これらの自己免疫疾患の人たちは、パンやパスタなど小⻨の摂取率がきわめて高いです。
反対に、ご飯やお味噌汁、ぬか漬けや焼き魚といった昔ながらの食生活で、小麦を摂取し
ていない人は、自己免疫疾患になりにくい傾向にあります。

四毒② 乳製品

乳製品には、カゼインやホエイなど発がん性の高いたんぱく質が含まれています。海外、
特にアメリカ では1980年代に乳がんが急増し、その対策として代替ミルクが普及しました

日本においても、乳製品の摂取は戦後と比べて8倍増加しています。また、乳製品を摂取す
ることで、乳がんや⼦宮頸がん、卵巣がん、前⽴腺がんなどのリスクを⾼めることが判明
しています。
例えば、乳がんは1975年から2015年までの40年間で5倍増えているほか、子宮内膜症は50
倍も増えているのです。

健康な体になるために食生活を見直そう

今回は、四毒と脳の快楽報酬系との関係、小麦と乳製品を摂取することのリスクについて
解説しました。
民族にあった食事というのがあります。日本人は元々和食中心の食生活をしていました。
その時のほうが(現代よりも医療水準が低いこともあって)平均寿命はたしかに現代より短か
ったですが、現代よりも生活習慣病の人やガンの患者数は圧倒的に少なかったのは事実で
す。
人口の増加率よりも病気の増加率が高いというのは正常なことではありません。
だからこそ健康な状態を維持するためには民族にあった食事をとることが重要なのです。

駿河デンタルオフィスは、患者様お一人おひとりの歯と体の健康を考えて治療を行います。
歯についてお悩みがある方は、お気軽に駿河デンタルオフィスへご相談ください。

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