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毎日の食事を見直そう! 認知症リスクを減らす「食事」と「お口の健康」

こんにちは、静岡市の歯科医院『駿河デンタルオフィス』です。

今回は、認知症予防と毎日の食事、そしてお口の健康との関わりについて、「久山町研究」の結果を交えてご紹介します。

健康長寿のヒント「久山町研究」とは?

「久山町研究」は、福岡県久山町で九州大学と町が1961年から60年以上続けている、住民の健康に関する疫学調査です。調査開始時の町の年齢・職業構成が日本の平均とほぼ同じだったため、貴重なデータとされています。特に、脳卒中や心臓病、認知症といった生活習慣病と、食生活などの生活習慣との関連を長期的に調査しています。

久山町研究が示す「食事と認知症」の関連

超高齢社会の日本において、認知症は増加傾向にあります。代表的なものに「血管性認知症」と「アルツハイマー病」があります。久山町研究では、食事がこれらの発症にどう影響するかが調べられました。

認知症リスクを下げる食生活のヒント

研究から、認知症リスクの低減に繋がる可能性のある食生活のポイントが見えてきました。

【積極的に摂りたい食品群】

大豆、大豆製品(豆腐、納豆など)

野菜(緑黄色野菜、淡色野菜)

海藻類(わかめ、ひじきなど)

牛乳、乳製品 (乳製品が合わない(お腹がゆるくなりやすい)方は摂取に注意)

果物

イモ類

(特に青魚)

【摂取を控えめにしたい食品群】

お米(白米の過剰摂取に注意)

お酒 (適量が望ましい)

最も重要なのは「バランス」です。お米などの主食に偏らず、魚、大豆製品、野菜、海藻などを組み合わせた、いわゆる「日本型食生活」=昔(戦前)から日本人が食べていた食事が推奨されます。

 

食事内容と認知症発症リスクに関する研究結果

バランスの取れた食生活を送っている人は、アルツハイマー病や血管性認知症のリスクが低い傾向が明らかになりました。特に血管性認知症のリスク低減が示唆されているという結果は、日々の食生活の重要性を示しています。

未来のために、食生活とお口のケアを見直そう

健康的な食生活を支えるために、ご自身の歯とお口の健康を守りましょう! 定期的な歯科検診とクリーニングは、お口のトラブルを早期発見・治療に繋がります。

駿河デンタルオフィスは、患者様お一人おひとりの歯、ひいては全身の健康と真剣に向き合っています。歯についてお困りごとがある方は、ぜひ駿河デンタルオフィスにご来院ください。

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