毎日の習慣で歯周病を防ぐ!自分でできるセルフケア
こんにちは、静岡市の歯科医院『駿河デンタルオフィス』です。
歯周病は、気づかないうちに進行し、最悪の場合には歯を失う原因にもなる怖い病気です。しかし、日々のセルフケアを徹底することで、歯周病を予防することができます。今回は、自分でできる効果的なセルフケアについてご紹介します。
正しい歯磨きで歯周病予防
歯磨きは、毎日のセルフケアの基本中の基本です。しかし、「しっかり磨いているつもり」でも、磨き残しがあることが多いのが現実です。特に歯と歯ぐきの境目・歯の裏側・歯と歯の間はプラーク(歯垢)がたまりやすく、歯周病の原因になりやすいため、意識して磨くことが大切です。
歯磨きのポイント
・歯と歯ぐきの境目を意識しながら、歯ブラシを45度の角度で当て、小刻みに動かす
・歯の裏側は特に磨き残しが多いため、歯ブラシを縦にして丁寧に磨く
・歯と歯の間には歯ブラシの毛先をしっかり入れ込むようにする
1日2~3回、最低でも毎晩は丁寧に磨くことを習慣づけましょう。
液体歯磨剤でマウスウォッシングを取り入れる
歯ブラシでは届かない部分のケアには、液体歯磨剤や洗口液を活用するのがおすすめです。特に、舌や頬の内側などの粘膜には、歯周病の原因菌が付着していますが、歯ブラシでは十分に除去できません。そこで、洗口液(マウスウォッシュ)を使ってお口全体をすすぐことで細菌の繁殖を防ぎ、口内環境を清潔に保つことができます。
マウスウォッシングのポイント
・歯磨きの後に使用すると、より効果的
・口に含んで30秒ほどすすぎ、しっかり吐き出す
・アルコールが苦手な方はノンアルコールタイプのものを選ぶ
「歯磨きだけでは不十分」と言われることも多いため、マウスウォッシュをプラスしてお口全体のケアを強化しましょう!
デンタルフロスを使って歯と歯の間を清潔に
歯ブラシだけでは落とせない汚れを除去するために、デンタルフロスの使用が推奨されています。特に、歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけでは約6割しか落とせないと言われており、フロスを使うことで残りの4割も清掃できます。
デンタルフロスの使い方
① 約40cmの長さにカットし、両手の中指に巻き付ける
② 1~2cmの長さを残して、フロスをぴんと張る
③ 歯と歯の間にゆっくり挿入し、のこぎりを引くように動かす
④ 歯ぐきに軽く当たるまで入れたら、歯の側面に沿わせながら上下に動かして汚れを除去
1日1回、特に夜の歯磨き後に行うのがおすすめです。
まとめ
歯周病は進行してしまうと、最悪の場合歯を失う原因にもなります。今日からセルフケアを実践し、いつまでも健康な歯を守りましょう!
駿河デンタルオフィスは、患者様お一人おひとりの歯、ひいては全身の健康と真剣に向き合っています。歯についてお困りごとがある方は、ぜひ駿河デンタルオフィスにご来院ください。