お口を清潔に保つためのヒント
こんにちは、静岡市の歯科医院『駿河デンタルオフィス』です。
お口の健康を守りオーラルフレイルを予防するためには、お口の中を清潔に保つこととお口の機能を維持することが非常に重要です。お口の中を清潔に保つために知っておきたいことや、日常生活で簡単に実践できるヒントをいくつかご紹介します。
出典：クラブサンスター 「お口の健康を維持するオーラルケア」に欠かせない３ステップ
歯周病はバイオフィルム（プラーク）の感染症
歯周病は、バイオフィルムと呼ばれるプラークの感染症です。プラークは、1mg中に1億～10億個の細菌が含まれており、お風呂のぬめりのように歯の表面に付着します。プラークと食べかすは異なるものであり、プラークは確実に除去することが必要です。これを放置すると、歯周病やむし歯の原因となります。
歯周病と全身疾患の関連性
歯周病はお口の中の問題にとどまらず、糖尿病、認知症、循環器疾患など全身の健康にも影響を与えます。また、介護施設で歯科衛生士による専門的な口腔ケアを行った場合、肺炎の発症率を約半分にできたという研究結果もあります。お口の中に感染源を持っていることが全身の健康に悪影響を及ぼすことになるため、口腔ケアは非常に重要です。
フッ素を用いたむし歯予防
フッ素はむし歯予防に効果的です。適量を使用し、うがいは少量の水で行いましょう。フッ素使用後は、15分間は飲食を避けることが重要です。また、毎日継続して使用することが効果を持続させるために必要です。
歯ブラシだけでは不十分
歯ブラシだけでは、歯と歯の間を完全に清掃することはできません。歯間ブラシやデンタルフロスを活用しましょう。何を使えば良いか迷った場合は、かかりつけの歯科医院でアドバイスを受けると良いでしょう。
出典：クラブサンスター 「お口の健康を維持するオーラルケア」に欠かせない３ステップ
入れ歯も清潔に
入れ歯を使用している方も、清潔に保つことが重要です。入れ歯を洗う際には歯磨き粉を使わないようにし、入れ歯専用の洗浄剤をできれば毎日使用しましょう。また、入れ歯を使わないときは水中で保管します。合わない入れ歯は早めに歯科医院で相談し、適切に調整してもらいましょう。
まとめ
お口の健康を守るためには、日常的な口腔ケアが欠かせません。むし歯や歯周病の予防にはプラークの除去が重要であり、フッ素の適切な使用や歯間ブラシ、デンタルフロスの活用も大切です。ご自身に合った口腔ケアの方法を身につけ、定期的に歯科医院でプロフェッショナルケアを受けることも健康な口腔環境を維持するために不可欠です。
駿河デンタルオフィスは、患者様お一人お一人の歯、ひいては全身の健康と真剣に向き合っています。歯についてお困りごとがある方は、ぜひ駿河デンタルオフィスにご来院ください。
