お口の健康を守り、オーラルフレイルを予防するために必要なこと
こんにちは、静岡市の歯科医院『駿河デンタルオフィス』です。
オーラルフレイルは、口腔機能の低下が全身の健康に影響を与える重要なサインです。そして、お口の機能を維持するためには、歯と口の健康を守ることが非常に大切です。
出典:静岡県歯科医師会 https://s8020.or.jp/media/20220222-154104-660.pdf
以下のような症状はありませんか?
・お茶や汁ものでむせる
・硬いものが食べにくくなった
・舌圧が弱い
・現在の歯の数が20本未満
・噛む力が弱い
・滑舌が悪い
とある研究において、これらの6項目のうち3項目以上が該当する者をオーラルフレイルが生じていると判断します。該当する場合、4年の間にフレイルや要介護認定になるリスクが2.4倍、死亡リスクが2.1倍に増加することが分かっています。
お口の健康は何で決まる?
健康な口腔を保つためには、80歳で20本以上の歯を残すことが目標とされています。歯を失う主な原因はむし歯と歯周病です。
むし歯と歯周病の共通点
むし歯と歯周病はどちらも口腔内の細菌によって引き起こされます。また、全身疾患や生活習慣がこれらの病気に大きく影響し、かかりやすさには個人差があります。
むし歯と歯周病を予防するには
むし歯や歯周病を予防するためには、かかりつけの歯科医を持つことが重要です。定期的な歯科検診を受けることで、早期発見・早期治療が可能になります。また、一人ひとりに合わせた歯の磨き方や、適切なプロフェッショナルケア(クリーニング)を受けることで、健康な口腔環境を維持することができます。
定期的な歯科検診の重要性
定期的な歯科検診では、むし歯や歯周病の早期発見だけでなく、歯の磨き方や食生活のアドバイスも受けられます。これにより日常的なケアの質が向上し、口腔内の健康を長く保つことができます。
プロフェッショナルケア(クリーニング)
歯科医院で行われるプロフェッショナルケア(クリーニング)は、家庭では取り除けないプラークや歯石を徹底的に除去します。定期的にクリーニングを受けることで、むし歯や歯周病のリスクを大幅に減らすことができます。
まとめ
オーラルフレイルは、口腔機能の低下が全身の健康に大きな影響を与える重要な指標です。ご自身の歯をどれだけ多く残せるか、ということがお口の機能を保つためにも非常に重要になります。そして歯を失う原因となるむし歯や歯周病を予防するためには、かかりつけの歯科医を持ち、定期的な歯科検診とプロフェッショナルケアを受けることが重要です。
出典:静岡市歯科医師会 (https://s418.or.jp/wp-content/uploads/2022/12/オーラルフレイル.pdf)
駿河デンタルオフィスは、患者様お一人お一人の歯、ひいては全身の健康と真剣に向き合っています。歯についてお困りごとがある方は、ぜひ駿河デンタルオフィスにご来院ください。