絶対に避けたいトランス脂肪酸3つの食品
こんにちは、静岡市の歯科医院『駿河デンタルオフィス』です。
近年、トランス脂肪酸の有害性が指摘されていますが、具体的に体にどんな悪影響があるのかご存知ですか?今回は、トランス脂肪酸が及ぼす悪影響や、絶対に避けたいトランス脂肪酸3つの食品について具体的にご紹介します。
トランス脂肪酸とは?
トランス脂肪酸は、1902年、ドイツの科学者によって発見されました。常温で液体の植物性油に水素を添加すると化学反応を起こし、人工的な固形の油に変化しますが、その際副産物として生まれるのがトランス脂肪酸です。
本来自然界に存在しない人工的な油(脂質)ですが植物油と化学構造はほとんど変わらないため、人の体はどんどん消化吸収してしまい、トランス脂肪酸が細胞膜を構成している天然の脂質に入り込み、おもに心臓に蓄積されてしまいます。狭心症や心筋梗塞、冠動脈疾患のリスクが高くなるほか、糖尿病や歯周病、認知症やうつ病など、あらゆる疾患との関連性も懸念されています。
絶対に避けたいトランス脂肪酸3つの食品
食品メーカーなどにより、トランス脂肪酸の含有量は変わるため、一概には言えませんが、下記の3つの食品はトランス脂肪酸が多く含まれているので注意が必要です。
ショートニング
パンを作る際にも使用されるものですが、食感をよくするためにそのほかにもあらゆる食品に紛れ込んでいます。菓子パンやケーキ、ポップコーンやチョコレート、フライドポテトやカップ麺など、挙げればきりがありません。
マーガリンやファットスプレッド
トランス脂肪酸の代名詞といわれています。
ホイップクリームやコーヒークリームなどのクリーム類
これらはミルクではないので注意が必要です。お店などで「コーヒーにクリームはおつけしますか?」などと聞かれ、それが小容器に小分けにされたものであればコーヒーフレッシュ(ポーションクリーム)であり、本来のミルク(牛乳)とは異なります。
※コーヒーフレッシュは植物性の油に水を混ぜて乳化剤で白いクリーム状にして増粘多糖類でとろみをつけ、pH調整剤で加工しミルク風にしたものです。
まずはこれらの3大商品を敬遠することを意識してみてください。
まとめ
トランス脂肪酸を完全に避けて生活するというのは難しいかもしれませんが、含有量の多い食品を避けるだけでも健康への悪影響は減らせます。本記事で紹介した3大食品には特に注意して生活してみてください。
駿河デンタルオフィスは、患者様お一人お一人の歯、ひいては全身の健康と真剣に向き合っています。歯についてお困りごとがある方は、ぜひ駿河デンタルオフィスにご来院ください。