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TCH(上下歯列接触癖)と食いしばり、噛みしめの違い

こんにちは、静岡市の歯科医院『駿河デンタルオフィス』です。

顎や歯に違和感を感じると、「食いしばりや噛みしめが原因かも」と思う方も多いかもしれません。しかし、「TCH(上下歯列接触癖)」という、また別の癖が隠れている場合があります。今回は、このTCHと、よく混同されやすい「食いしばり・噛みしめ」との違いについて解説します。

TCHとは?

TCH(上下歯列接触癖)とは、日常生活の中で上下の歯を持続的に接触させてしまう癖のことを指します。本来、安静時の上下の歯の間にはわずかに隙間(安静空隙)があるのが正常な状態です。しかし、TCHのある方は無意識に歯を接触させ続けているため、顎の筋肉や歯に継続的に負担がかかり続けます。歯に力を加えているわけではないため、痛みや違和感などの自覚症状はほとんどありません。

TCHと食いしばり・噛みしめの違い

「食いしばり」や「噛みしめ」は、強い力で上下の歯をギュッと咬みしめている状態で、緊張やストレス、スポーツ時などに多く見られます。これに対し、TCHはそれほど力を入れていないにもかかわらず、長時間歯を接触させているという点が大きな違いです。
つまり、食いしばりは「強い力で短時間接触」、TCHは「弱い力で長時間接触」という関係になります。どちらも顎関節症や歯のダメージの原因となりますが、TCHは無自覚のまま毎日のように継続されるため、問題へと進行するリスクがあります。

TCHのセルフチェック方法

「自分にもTCHがあるのでは…?」と思った方は、以下のチェックポイントを確認してみてください。

① 内頬に歯の跡がついている
鏡で内側の頬をチェックしてみてください。歯の形に沿って白っぽいスジやくっきりとした跡が見える場合、TCHが疑われます。

② 舌の縁にギザギザした歯型がある
舌の横側に歯型がついている場合も、無意識に歯と歯を接触させている可能性があります。これは舌が上下の歯に常に挟まれているサインです。

③ 顎がだるい、重い
朝起きたときや日中に、顎の筋肉にだるさや疲れを感じる方も注意が必要です。歯ぎしりのように音はしなくても、無意識の接触で筋肉が緊張し続けているのです。

どうすれば改善できる?

TCHを改善するには、まず自分の癖を自覚することが重要。たとえば、デスクやスマホに「歯を離す」「リラックス」といったメモを貼って、ふとした瞬間に意識を向けるようにするのが効果的です。また、日常的に顎の筋肉を緩めるストレッチやマッサージを取り入れ、少しずつ「歯が離れている状態が普通」だと体に覚えさせていくことが大切です。

まとめ

TCH(上下歯列接触癖)は、気づかないうちに顎や歯に負担をかけ、歯のトラブルを引き起こす原因になります。内頬や舌に跡がある方、顎の疲れを感じている方は、ぜひ一度TCHの可能性を考えてみることをおすすめします。

駿河デンタルオフィスは、患者様お一人お一人の歯、ひいては全身の健康と真剣に向き合っています。歯についてお困りごとがある方は、ぜひ駿河デンタルオフィスにご来院ください。

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