口臭予防の第一歩 唾液と歯周病ケアの重要性
こんにちは、静岡市の歯科医院『駿河デンタルオフィス』です。
出典:日本歯科医師会 歯とお口のことならなんでもわかるテーマパーク 日歯8020テレビより
口臭は、多くの人が日常生活で悩む問題です。その原因はさまざまですが、最も多いのは歯周病によるものです。歯周病が進行すると口の中にいる細菌が増殖し、その結果として強い口臭を引き起こします。口臭を予防するために、唾液や歯周病について知っておきましょう。
唾液の重要な役割と口臭との関係
唾液は、私たちの口腔内で非常に重要な役割を果たしています。まず、唾液は食べかすや細菌を洗い流し、口の中を清潔に保つ働きがあります。また、唾液には抗菌作用があり、細菌の増殖を抑える効果も期待できます。唾液が十分に分泌されているとむし歯や歯周病のリスクが減り、結果的に口臭も抑えられるのです。
しかし、唾液が少ないとこれらの作用が十分に発揮されず、口腔内の細菌が増えて口臭が強まる原因となります。
ストレスや睡眠中に減少する唾液
日常生活の中で、ストレスや睡眠中に唾液の分泌量が大幅に減少することがあります。
特に睡眠中は唾液の分泌が極端に減るため、朝起きたときに口臭を感じやすい傾向にあります。また、ストレスがかかると自律神経が乱れ、唾液腺の働きが低下することもあります。こうした状況では唾液が十分に分泌されず、口の中が乾燥して細菌が増殖しやすくなります。
そのため、日常生活の中で唾液腺マッサージや鼻呼吸を意識することが唾液の分泌を促進し、口臭を予防するために有効です。
口腔内の細菌と歯周病ケアの重要性
口の中には700~1000種類もの細菌が存在しており、これらが歯周病を悪化させる原因となります。歯周病が進行するほど細菌の数が増え、口臭が強まるということです。
そのため、口臭を予防するためには、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることが重要です。また、デンタルフロスや歯間ブラシを使用して歯と歯の間の汚れをしっかりと取り除くことも、細菌の増殖を防ぐためには欠かせません。
まとめ
世界的に見ても、口腔ケアのスタンダードは「予防」に重点を置いています。口臭を予防し健康な口腔環境を保つためには、まずは歯科医院を受診し、歯周病のチェックとクリーニングを受けることが重要です。さらに日常生活でのセルフケアも欠かさず行い、清潔な口腔環境を保つ努力を続けることが、口臭予防の第一歩となります。
駿河デンタルオフィスは、患者様お一人お一人の歯、ひいては全身の健康と真剣に向き合っています。歯についてお困りごとがある方は、ぜひ駿河デンタルオフィスにご来院ください。