白い砂糖は摂らないほうがいい、その理由を詳しく解説
こんにちは、静岡市の歯科医院『駿河デンタルオフィス』です。
白い砂糖の成分は、ほぼ全てショ糖、つまり糖分だけしか含まれていません。白い砂糖は
栄養がなくただカロリーがあるだけの物質なのです。今回は、白い砂糖を摂るとなぜ良く
ないのかを具体的にご紹介します。
白い砂糖はなぜ身体に悪い?
糖尿病や血管性の病気になりやすい
白い砂糖は、吸収されるスピードがとても速いです。そのため、血糖値が急激に上がって
しまいます。血糖値が急激に上がると、身体は血糖値を下げようとして急激にインスリン
を分泌します。白い砂糖を頻繁に食べていると、急激なインスリンの分泌も頻繁に起こり
ます。すると、膵臓が疲弊して機能が低下し、血糖値が下がらなくなり、2型糖尿病になり
やすくなります。また、血糖値が高い状態が続くと動脈硬化など血管性の病気になるリス
クも高まります。
肌が劣化しやすい
血糖値が高い状態が続くと、身体の中で終末糖化産物(AGEs:Advanced Glycation
Endproducts)が出来やすくなります。終末糖化産物が出来ると身体が老化し、それによ
り様々な病気を引き起こします。例えば、体内で余分な糖とタンパク質が結びつくと、劣
化したタンパク質ができてしまいます。肌のコラーゲンが劣化すれば、皺やたるみができ
てしまいます。
精神疾患になりやすい
糖を食べると脳からドーパミンが出て気持ち良くなります。ドーパミンでは短期的な快楽
しか得られず、アルコールやギャンブルのような依存性があります。甘いものを頻繁に欲
するのは、糖分依存症です。急激に上がった血糖値を急激に下げると低血糖になってしま
い、逆にイライラしたり不安が強くなります。すると身体はアドレナリンを分泌し、さら
に不安になり、精神的に不安定になってしまいます。糖を摂りすぎると、精神疾患が悪化
したり、うつ病を引き起こす可能性があるのです。
はちみつや黒い砂糖なら摂っても良い?
はちみつや黒い砂糖はビタミンミネラルも摂れるので白い砂糖よりは良いですが、やはり
摂りすぎないようにしましょう。成人が摂る砂糖の量は一日25gが望ましいとされています
。これは、ほぼ板チョコ一枚分の砂糖の量に相当します。砂糖が入った甘いものは、特別
な時のご褒美として食べましょう。
人間の体は元々、毎日砂糖を含めた甘いものを食べるということを想定してできていませ
ん。そのため血糖値を下げるホルモンは1つしかないのです。(血糖値を上げるためのホル
モンは多数あります)
砂糖を含めた甘いもののとりすぎが様々な病気の原因になり、病気を悪化させる要因にな
ります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。砂糖を全く摂らない生活はできませんが、必要な分以外は摂ら
ない、なるべく控えるということはできるはずです。ぜひ、健康な生活を送るためにも、
摂取する砂糖の量を見直してみましょう。
駿河デンタルオフィスは、患者様お一人お一人の歯、ひいては全身の健康と真剣に向き合
っています。歯についてお困りごとがある方は、ぜひ駿河デンタルオフィスにご来院くだ
さい。