揚げ物を食べるリスクについて
こんにちは、静岡市の歯科医院『駿河デンタルオフィス』です。
例えばポテトチップスを食べ始めたら止まらなくなって、気づいたら一袋食べ切ってしまったという経験はありませんか。
それには理由があります。揚げ物とは、食材を糖質で包んで油で揚げたものです。糖質と油の組み合わせが、食欲を暴走させてたくさん食べてしまうのです。今回は、揚げ物を食べるリスクについて解説します。
テレビでは言えない揚げ物の危険性
揚げ物を食べている人は【心臓病】、【2型糖尿病】、【肥満】のリスクが高まります。揚げ物を皆が食べない世界になったら、肥満や心臓病や動脈硬化が減って、健康寿命がぐんと伸びることになるでしょう。揚げ物は美味しいですが、なるべく食べない方が身体に良いのです。
しかし、こういった揚げ物の危険性について、テレビで取り上げることはありません。なぜなら、多くのスポンサーは揚げ物で商売しているからです。例えば、外食チェーン、食品メーカー、食用油の会社など、多くの大企業が揚げ物で利益を得ています。
揚げ物はなぜ身体に悪いのか
ジャガイモ100グラム焼いて食べると100キロカロリー以下ですが、揚げて食べると300キロカロリー以上摂取することになります。魚は100グラム焼いて食べると同じく100キロカロリー以下ですが、揚げて食べると200キロカロリー以上摂取することになります。また、揚げる以外の調理方法だと、カロリーを抑えられるだけでなく、純度の高いタンパク質を食べることが出来ます。そして、タンパク質は食欲を抑える効果があるのです。
一般的な食用油である植物油は、もともとトランス脂肪酸が含まれていて、さらに高温で長時間調理することでトランス脂肪酸が増えていきます。使った油を取っておいて何度も使い回すと、トランス脂肪酸はどんどん増えていきます。コストをなるべく抑えたい安価な外食チェーンなどでは、おそらく油を何度も使いまわしている可能性があります。
トランス脂肪酸は、動脈硬化を促進し、がんや肥満のリスクを高め、ホルモン異常の原因にもなります。さらに、何度も使いまわして古くなった植物油は酸化して、摂取すると血液がドロドロになってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。揚げ物のリスクを理解しても、揚げ物を食べたくなることはあるでしょう。家庭で揚げ物を作るなら、オリーブオイルやアボカドオイルやココナッツオイルなど酸化しづらい痛みにくい油を使うことをお勧めします。