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筋・筋膜性歯痛ってどんなもの?対処法も併せて解説

こんにちは、静岡市の歯科医院『駿河デンタルオフィス』です。

歯に原因がないにも関わらず歯の痛みを感じる状態を『非歯原性歯痛』と言います。今回は、その中でも、筋・筋膜性歯痛について詳しく解説していきます。

筋・筋膜性歯痛とは?

顎を動かす筋肉に痛みを歯の痛みとして感じることを、筋・筋膜性歯痛と呼んでいます。大まかに言うと、筋肉痛からくる歯の痛みで、関連痛の一種です

関連痛とは?

関連痛とは、「痛みの起因となる部位とは異なる神経支配領域に感じられる痛み」のことです。非歯原性歯痛の場合、痛みの発生源は顎を動かす筋肉・内臓・鼻腔・関節なのにも関わらず、歯や歯ぐきに痛みを感じます。そのメカニズムは明確には解明されていませんが、脊髄のニューロンが関連しているという説が有力です。

筋・筋膜性歯痛の特徴とは?

特に痛みを感じやすいのは、上下の奥歯です。瞬間的な強い痛みよりも漠然とした鈍い痛みの場合が多く、常に痛みを感じる方もいれば、断続的に痛みを感じる方もいます。

筋・筋膜性歯痛の最も大きな特徴は、筋肉の中に「トリガーポイント」と呼ばれるものが発生し、ここを指などで押すと、強い痛みを感じます。さらに、トリガーポイントを5秒程度押し続けると、歯に痛みを感じます

筋・筋膜性歯痛への対応法は?

顎を動かす筋肉が慢性的に疲労することにより、筋肉の中にトリガーポイントが発生し、筋・筋膜性歯痛が起こると言われています。ケースによっては、首や肩の筋肉に関連して歯が痛むことがあります。

トリガーポイントをなくすためには、筋肉のストレッチやマッサージを行って、筋肉の血流を良くし、こりを解消していくことが重要です。急性の痛みには消炎鎮痛剤が効果を発揮することもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。筋・筋膜性歯痛を起こさないためには、慢性的な食いしばり・噛みしめ・歯ぎしりを解消することも大切です。

駿河デンタルオフィスは、患者様お一人お一人のお口の健康と真剣に向き合っています。歯についてお困りごとがある方は、ぜひ駿河デンタルオフィスにご来院ください。

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