実は無意味な健康食品5選
こんにちは、静岡市の歯科医院『駿河デンタルオフィス』です。
あなたが安くないお金を払っている健康食品、実はまったく効果がないかもしれません。実は、健康食品は作った人が「健康になるよ」と言っているだけで、特に根拠がなく健康食品として売られていることが多いのです。今回は、実は無意味な健康食品5選をご紹介します。
その1 野菜サプリ
「この一粒で沢山の野菜を食べたのと同じ栄養が摂れますよ」というサプリメントを飲んでいませんか。そもそも野菜を食べるメリットは、食物繊維とビタミンとカリウムが摂れることです。
成人は食物繊維を一日に20〜25g摂取することで、心筋梗塞や生活習慣病に効果があると言われています。しかし、サプリメントで摂取できるのは、僅か0.07gです。野菜のサプリメントを飲むより、ビタミンCとカリウムのサプリメントをそれぞれ飲んだ方が、はるかに効果的と言えるでしょう。
その2 コレステロールの吸収を抑えるもの
「コレステロールの多い食事をしてもこれを飲めば大丈夫」という錠剤がドラッグストアなどでも販売されています。そもそもコレステロールは、身体にとって重要な役割を果たしている必要な成分です。しかし、悪い生活習慣が、コレステロールを悪玉コレステロールに変えてしまうのです。入ってくるコレステロールをブロックするのではなく、身体の中のコレステロールを悪玉に変えない生活を心がけましょう。喫煙、食べ過ぎ、飲酒、睡眠不足、運動不足などに心当たりがある方は、生活を改善することをおすすめします。
その3 グルコサミン・コンドロイチン
「膝関節にきく」「元気に歩ける」というCMをよく見かけませんか。グルコサミンやコンドロイチンでは膝関節の痛みは改善しないという論文がすでに発表されており、研究者の中では周知の事実となっています。
その4 老眼に効きそうなもの
老眼に効くという商品には、ルテイン・アスタキサンチン・ゼアキサンチンといった成分が入っています。しかし、効果検証をした研究にて、ほぼ改善への効果はないという結果が出ています。緑黄色野菜を毎日しっかり摂る方が、はるかに効果的です。
その5 コラーゲンの入っているサプリや飲料
コラーゲンは、口から摂取しても意味がありません。腸で分解されてアミノ酸になってしまいます。そうであるなら、アミノ酸を摂った方が効率が良いと言えます。ですが、アミノ酸は全身に使われるため、口から摂取したアミノ酸も肌に使われるとは限りません。コラーゲンやアミノ酸を口から摂取するより、たくさん睡眠をとった方が、成長ホルモンが作られてお肌がプルプルになります。また、紫外線を浴びすぎない・禁煙する・甘いものを控える、といったことも肌に良い影響を与えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。もし、心当たりがある健康食品を購入していたら、続けるかどうか一度立ち止まって考えてみてください。大切なお金を意味のないものに消費しないようにしましょう。