できる人が超小食な理由!
こんにちは、静岡市の歯科医院『駿河デンタルオフィス』です。
皆さんは、著名な方に小食の方が多いことをご存じですか?
例えば、タモリさんやジャパネットたかたの高田社長、バラク・オバマ元大統領などの方があげられます。
著名な方に超小食の方が多いのは、偶然ではありません。今回は、超小食であることのメリットについてご紹介していきましょう。
1.小食にすると集中力がアップする
小食にすると頭がさえて、集中力がアップすることがメリットの1つです。
私たちが普段とっている食事には、合成着色料や合成保存料などの食品添加物等、体に良くないものが微量ですが含まれています。
これを一定時間の断食「ファスティング」を行うと脳からこれらの毒を排泄することができるのです。そしてこれらの神経毒物が排出されると脳もスッキリしてきます。
断食で脳をデトックスすることで頭の中がクリアになり、集中力がアップすることにつながるのです。
脳がクリアになると、物忘れにも効果があります。もし物忘れがよくあると感じるのであれば、ぜひファスティングを実践してみてください。
2.小食になると疲れにくくなる
食べ物を食べた後に必ず起こる消化活動はとてもエネルギーを使います。この時のエネルギーはフルマラソンを走った後に消費するエネルギーに相当するのです。
食べる量を減らすことで、消化に利用するエネルギーを節約できることが疲労を軽減することに繋がります。また、この節約した分のエネルギーは無駄になることはなく、傷んだ臓器の修復など別のところで使うことができるのです。
食べる量を減らすことで、食事の際にエネルギーを使いすぎないことが重要といえるでしょう。
3.小食でも体重は維持できる
小食になるとどんどん痩せてしまって不健康なのではないかと心配になる方もいるのではないでしょうか?しかし、1日1食でも人間は十分体型を維持できるため心配は必要ありません。
最初は体重が落ちてしまいますが、4ヶ月目以降体重の減少はストップし、6か月以降は体重が右肩上がりに伸びていきます。これは、小食でいることに体が慣れるため少ないエネルギーでも体系が維持できるように体が適応するためです。
つまり、小食になっても体が痩せすぎてしまうことはなく、少ないエネルギーでスリムな体系が維持できるエコな体になれるのです。加えて運動をすれば、より健康的な肉体を手に入れることができます。
■小食になる為には?
1日3食食べていた人が急に1食まで減らすことはとても厳しく、続けることが難しいですよね。ここからは超小食になるために、今からできることをご紹介していきましょう。
・1日2食のプチ断食
まずは朝ご飯を抜いてみましょう。はじめは不安だと思いますが、続けていくとだんだん朝食のない生活になれることが出来ます。
この時に、水などで水分補給はOKです。どうしてもおなかが減る場合は、お茶やコーヒーを飲み空腹を紛らわせることも良いでしょう。
しかし、砂糖やミルクなどをいれることや糖分の高い缶コーヒーは、お菓子を食べることと変わらないため避けておきましょう。
・前日の夕食から翌日の昼食まで18時間以上空けること
胃が完全に空になる時間を作ることで体を休ませることが出来るのです。1日3食食べるということは、体にとって休む時間がなかったことになります。
・1日2食に慣れたらいよいよ1日1食へ!
慣れてきたらいよいよ1日1食に切り替えていきましょう。この時に注意すべき点は、この1食を腹八分目に抑えておくという事です。断食をしている中、いきなり大量の食べ物を体に入れることは胃腸にとても負担をかけることになってしまいます。胃を疲れさせないためにも我慢が必要なのです。
・仕事で食事をとらなければいけないときは?
営業の方などは特に接待の場など、どうしても食事を取らざるを得ない場合がありますよね。そんなひとは、休日に断食をするだけでも効果的です。
仕事が休みの日に、週1日だけでも1週間で溜まった毒素を排出するデトックスの日を設けてみましょう。週末断食では、まる1日食事をしない日をつくります。
この日は、水やお茶で水分補給をし、朝と晩にファスティングドリンクを飲むのもよいでしょう。1日何も食事をとらないことは厳しくおなかがすいたという感覚が強くなってしまうため精神的につらくなってきます。そういうことを避けるためにもファスティングドリンクぐらいは摂取しましょう。
断食といっても、何も口に入れないわけはなく、頻度やドリンクで調整して、無理なく続けることが大切です。
・小食になる為の食生活
健康的な食生活に今日がある方にお勧めなのが、伝統的な日本の和食です。一般的に肥満や高血圧などの病気の原因は、高カロリー、高たんぱく、高脂肪、高精白、高砂糖の「5高食」になります。
その点、日本の伝統食は「5定食」といわれている理想の食事なのです。梅干しやゴマ、干しシイタケ番茶などは発がん系を抑える効果があることが知られています。
また、味噌や納豆しょうゆなどの発酵商品も積極的に取りましょう。研究によるとみそ汁を飲むと肝臓がんや乳がんの発生率が大幅に抑えられることがわかっているのです。
まとめ
1日3食きっちりと取っていた方が、急に小食になることはとても大変であり長続きしないでしょう。しかし、まずは、食べる量や回数を少しずつ減らしていくことで体は自然と慣れていきます。大事なことは、無理なく自分のペースで続けていけることです。小食になり、体に負担をかけない健康的な生活を手に入れましょう。
記事を作成する際に参考にした書籍は、『できる男は超小食空腹こそ活力の源!』です。
(参考:船瀬俊介,『できる男は超小食空腹こそ活力の源!』,主婦の友社, 2015年03月)