血流をよくして健康になろう!
こんにちは、静岡市の歯科医院『駿河デンタルオフィス』です。
最近寝ても疲れが取れない、体が重いといったことはありませんか?
もう齢だから仕方ないと年齢のせいにしている方はお待ちください。
実はその症状、「血流が悪いせい」かもしれません。
全身を巡る血液には、生きるために必要な栄養や酸素を送っています。しかし、血流が悪いと栄養や酸素が上手く全身へ行き渡らないため、疲労感や貧血、精神的に不安定になることにつながってしまいます。
血流を改善し、とれない疲労感や不快な症状とおさらばしましょう。
血液を増やせば血流は改善する
血流を解消させると、疲労感や胃もたれのほかにも不妊ややる気が出ないといった症状も緩和されます。
改善するための1つの方法としては、「血液の量を増やす」ということがあります。血流が悪い人の多くは、血液がドロドロしてしまっているといった状態ではなく、単純に血液不足といった問題があります。
そこで血液を増やすことで血流がよくなり、全身に酸素や栄養が満遍なく行き渡り元気になれるのです。ここからは、血液の増やし方に着目していきましょう。
タンパク質を取る
血液を増やしたいと考えるのであればタンパク質を取ることが重要になります。実は血液は、水を除くとほとんどがタンパク質で出来ているのです。そのためタンパク質を取ることはそのまま血液を増やすことにつながるのです。
一日の食事を振り返ると、菓子パンやカップラーメンといった炭水化物ばかりをとっているといったことはありませんか?まずは食事の時にしっかりとタンパク質を取ることを心掛けることが大切です。
タンパク質とは体をつくる為に必要な栄養素です。タンパク質が減ってしまうと血液不足に陥り、髪が乾燥したり爪が薄くなってしまったりと体に不調が出てきてしまいます。
血液を増やすためにも、タンパク質の豊富な肉や魚、タマゴ、プロテインといったものを摂取するようにすることが大切です。また肉を取る際には、牛や豚は油が多く胃に負担が大きいため鶏肉にすると良いでしょう。特に鶏肉は、鉄分とタンパク質を一度に摂取することが出来るため理想的な食材といえます。
鉄分を取る
鉄分は不足してしまうと精神的にもろくなりやすく、貧血にもなりやすくなってしまいます。しかし鉄分だけあってもいいわけではなく、血液を作る為には必ずタンパク質も一緒に取ることを忘れないでおきましょう。
タンパク質は1日に成人男性で60g、成人女性で50g必要です。これは茹で卵からとれるタンパク質で考えると8.8個分と食事で取ろうとすると大変です。そこで鉄分とタンパク質を取るのにサプリやプロテインで摂取することをお勧めします。
血液は胃腸から作られる
人間の体は食べたものから作られますが、胃腸が弱っているとせっかく摂取した栄養素もうまく吸収ができません。そこでまずは胃腸を元気にする必要があります。
胃腸を元気にするために必要なのは、「空腹時間」です。皆さんも空腹時間におなかが鳴った経験はありませんか?実はその際に、胃腸では強い収縮が起こっており、胃や腸にある食べ物のカスや古い粘膜をはぎ取る掃除をしています。
そのため、おなかがすく時間がない場合、胃や腸をきれいにする時間が取れずに疲弊してしまうのです。
朝ご飯を食べて夕飯を抜いてみよう
1日に3食とっていると空腹の時間を取ることが難しいため、2食に減らすべきですが、食事を抜くなら夕食がよく朝食はなるべくとるようにしましょう。
朝の忙しい時間に朝食を取った方が良い理由は、朝食をとる時間帯にあります。実は朝食をとる時間は胃腸の力を最大限に発揮できる時間なのです。
朝食を食べると体が温かくなった経験はないでしょうか?これは血流がよくなっている証拠になります。血流がよくなることで朝から活発に行動が望めるのです。
12時に昼食を食べて夕食を抜くと次の日の朝食まで約20時間何も食べない時間を取ることが出来ます。こうすると胃腸は休まり、体調がよくなることにつながるのです。
しかし、夕食の時間に日頃の頑張りを癒すため美味しいものを食べたいですよね。そこで毎日夕食をなくすことがつらい方は、1週間予定がない日にでも夕食を食べずにいてみてください。たった1週間ですが体がいつもと違い、目覚めもよくなると感じられるはずです。
なんだか調子が悪いと感じたら定期的に夕食抜きの生活を1週間することで胃腸が大幅に改善することができます。
朝食に何を食べるかが大事!
皆さんは朝食に何を食べていますか?最近では手軽なため、シリアルやパンを朝ご飯に食べる方も多いのではないでしょうか。
しかし、体のことを考えると朝食はご飯とお味噌汁がベストです。パンなどに使用する小麦には、グルテンが入っておりこれは胃腸を傷つけてしまうのです。胃腸が傷つくと消化に悪影響がある為、なるべく小麦ではなくお米に変えていきましょう。
必ず23時までに寝る事
睡眠は血流を上げるためにとても必要な要素です。なぜなら夜中の1時から3時までの間が最も血液の掃除が行われる時間だからです。この時間に汚れた血液が肝臓に集まり、綺麗な血液に浄化され戻っていきます。
つまり、この時間に熟睡できていないことは血液に汚れが混じり全身を巡り続け、不調が引き起こされてしまうのです。
体を温めよう
「冷えは万病の元」といわれている通り、体が冷えると便秘や肩こり、不眠症などの様々な不調の原因となります。体温が1度下がってしまうだけで、免疫力は30%下がってしまうのです。
アイスや冷たく冷やされた飲み物を取ることは、体を冷やし、胃腸にも悪いため血流のことを考えるのであれば避けることが無難です。
また、よく足が冷えてしまうという人もいると思います。足が冷えているということは、冷えた血液が全身を巡り体温を下げてしまうため冷やさないように対策をしましょう。
靴下やレッグウォーマーなどを使用し足首を温めると効果的です。また、適度な運動は血流をよくすることが出来るため定期的に運動をする習慣を身につけることが大切です。
まとめ
忙しく中々健康に気を遣えないからこそ、血流をよくし体の健康を支えていくためにまずはできることから始めていくのが良いのではないでしょうか。体に不調があるときはぜひ血流にも目を向けてみてください。
記事を作成する際に参考にした書籍は、『血流がすべて解決する』です。
(参考:堀江昭佳,『血流がすべて解決する』,サンマーク出版, 2016年3月)