がんが増えているのはなぜ?

こんにちは、静岡市の歯科医院『駿河デンタルオフィス』です。
いま、日本でがんになる人はとても増えていて、この60年で約10倍にもなっています。
「遺伝だから仕方ない」と思う方も多いかもしれませんが、実はそれだけでは説明できません。
よく考えられる原因
● 遺伝
「親も兄弟も乳がんだから遺伝だ」と考えがちですが、この40年で乳がんは5〜7倍に増えています。
もし遺伝子だけが原因なら、短期間でこれほど増えることはありません。食生活や生活習慣が深く関わっていると考えられます。
● たばこやお酒の影響
がんの要因として有名ですが、日本では喫煙も飲酒も昔に比べてかなり減っています。にもかかわらず、がんは増え続けています。
● 運動不足は本当に悪い?
「運動不足だとがんになる」とも言われますが、スポーツをしている人にがんが少ないというデータはありません。むしろ、やりすぎる運動が体を酸化させることもあります。
● 肥満との関係
「太るとがんになりやすい」という説もありますが、戦前より今の方が摂取カロリーは少なく、肥満も減っています。それでもがんは増えているのです。
● 年齢やストレスも要因
年齢を重ねると細胞のエラーが増えるので、がんになりやすいと言われます。ただし小児がんや若い人のがんは説明できません。
また、ストレスもきっかけにはなりますが、「戦時中より現代の方がストレスが強い」とも言い切れません。
私たちの体とミトコンドリア
細胞の中には「ミトコンドリア」という、小さな発電所のような器官があります。
食べたブドウ糖をエネルギー(ATP)に変えて、私たちの体を動かしているのです。スマホを充電して動かすのと同じような仕組みです。
ところが、酸素やビタミンが足りないとエネルギーがうまく作られず、ブドウ糖が「乳酸」に変わってしまいます。乳酸がたまると疲労や不調の原因となり、体調を崩しやすくなります。
まとめ
がんが増えているのは、遺伝だけではなく、食生活や生活習慣、体の代謝のバランスなどが大きく関係しています。
「なぜ増えているのか」を知ることは、これからの生活を見直すヒントになります。
次回の記事では、がんになるメカニズムについてご説明します。
駿河デンタルオフィスは、患者様お一人お一人の歯、ひいては全身の健康と真剣に向き合っています。お困りごとがある方は、ぜひ駿河デンタルオフィスにご来院ください。


