睡眠障害の原因と対策
こんにちは、静岡市の歯科医院『駿河デンタルオフィス』です。
睡眠障害に悩む方は多く、眠るために睡眠薬に頼るケースも少なくありません。しかし、睡眠薬に頼ることは根本的な解決にならないことがほとんどです。薬に頼るのではなく私たちの体に備わっている「体内時計」を活用し、自然な眠りを取り戻すことが重要です。
今回は、睡眠障害の原因とその改善方法についてお話ししていきます。
体内時計を整えるために
人間の体には、体内時計と呼ばれるリズムが存在します。このリズムは、24時間を基準にして、睡眠や覚醒、食欲、ホルモン分泌など、私たちのさまざまな生理機能を調整しています。体内時計が乱れると寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたりといった睡眠障害が生じることがあります。
この体内時計を補正する役割を担うのが、太陽の光です。太陽の光を浴びることで体は「今が昼間である」ということを認識し、正しいリズムに戻そうとします。
睡眠改善のための3つのポイント
以下の3つのポイントを実践することで、睡眠障害を自然に改善できる可能性があります。
日中に外の光を見る
睡眠を改善するためには、日中に太陽の光を浴びることが重要です。太陽の光は体内時計をリセットし、夜間に自然な眠りを促すための準備を整えます。特に、朝の光を浴びることで体内時計が正常に働きやすくなり、夜には自然に眠くなります。
起床と覚醒を一致させる
朝起きる際に大切なのが、起床と覚醒を一致させることです。これは、体の中にある交感神経と副交感神経のスイッチングに関係しています。朝、目が覚めたらすぐにベッドから出てしっかりと体を動かすことで、交感神経がスムーズに働き始めます。この動作が遅れると日中の活動リズムが乱れ、夜になっても副交感神経がうまく働かずに寝つきが悪くなることがあります。
身体、思考、心の疲労レベルを揃える
睡眠は「身体」、「思考」、「心」の3つの疲労レベルがバランス良く揃うことで、質の良いものとなります。心が疲れているけれども身体や頭が十分に疲れていないことで、寝つけないような場合には、心の疲労を薬で抑えようとするのではなく、運動やお風呂に入るなどして身体と思考の疲労を増やし、3つの疲労レベルを揃えることが大切です。
まとめ
今回ご紹介した内容を参考に、質の良い眠りを手に入れましょう。
駿河デンタルオフィスは、患者様お一人お一人の歯、ひいては全身の健康と真剣に向き合っています。歯についてお困りごとがある方は、ぜひ駿河デンタルオフィスにご来院ください。