コーチングセミナーを受講しました
こんにちは。歯科助手の深澤です。
今回私はオフィスウェーブ主催のデンタルコーチングセミナーを受講してきました。
みなさん、コーチングをご存知ですか?
コーチときくとどのようなイメージを抱きますか?
私はスポーツ選手のコーチのように厳しく指導する熱血コーチをイメージしていました。そのためコーチングとは理想や願望へとひっぱっていくことだと感じていました。
しかし、今回のセミナーでコーチングが大切にしている考え方は「相手は必ず答えを持っている」ということを学びました。コーチは持っている理想や目標を押し付けるのではなく、相手を励まし応援しながら、自立し「なりたい自分」へ近づくためにサポートをする存在でなければならないということです。
私の感じていたコーチングのイメージは、コーチングの反対にあるティーチングという概念のものです。先生が生徒に教えるといったものであり、本来コーチングとは対極にあるものとされています。
では今回私が受けてきたデンタルコーチングとはどのようなものなのかお伝えします。
デンタルコーチングとはコーチングとティーチング両方を掛け合わせたものです。本来対極にある2つのスキルをバランスよく利用することで、患者様の悩みや理想を聴き、患者様に最適な治療をご提案し、患者様の意思で治療を選択していただくことができます。
患者さまに安心して最善の治療を自ら選んでいただくため、医院と患者様とが永く信頼関係を築いていくために必要なスキルがデンタルコーチングになります。
デンタルコーチングには、聴き力、質問力、伝え力といった大きくわけて3つの力が必要とされます。セミナーの中では実践を交えながら、3つの力を鍛えていきました。
私は歯科助手という立場から、患者様のお口に直接触れて治療やメンテナンスを行うことはできません。
しかし、だからこそ患者様に一番近い立場で、一番の相談役でありたいと思い、日々患者様とお話をさせていただいております。
カウンセリングを担当したり、受付で相談を受ける機会が多くありますが、今回セミナーを受け、自分が感じている以上に人の話を聴くということの難しさを痛感しました。
今後患者様とお話をする中で、今回学んだスキルを活かし、患者様のお気持ちをより深く理解したコミュニケーションがとれるよう努力して参ります。
当院へきていただく患者様みなさんが、幸せな人生を歩んでいただけるようなサポートができればと願っております。