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マイクロエンドセミナー実習会に参加しました

4月5・6日に行われたマイクロエンドセミナー実習会に参加しました。
講師は東京都渋谷区開業で根管治療(歯内療法)専門医として活躍している井澤常泰先生でした。
セミナーの内容としては治療用顕微鏡(マイクロスコープ)を活用した根管治療に関するものでした。治療において『みえる』ということは非常に大切なことです。みえるからこそ正確な処置ができます。みえないと感覚や経験・勘に頼った処置になりやすいです。
特に歯科の治療において、根管治療は治療用顕微鏡(マイクロスコープ)が登場するまでは手探りで行うということがほとんどでした。治療用顕微鏡(マイクロスコープ)を活用した根管治療=マイクロエンドドンティクスを行うことで、《暗くて狭い根管の内部を高倍率で明るくみえる治療》にすることが可能になりました。その結果として従来の治療用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用しない治療よりも更によい治療が提供でき、治療の成功率を上げる(あるいは再治療になる可能性を低くする)ことができます。

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今回のセミナーの主な内容としては、
・治療用顕微鏡(マイクロスコープ)について
・根管治療に必須の最新の治療用器具《ニッケルチタンファイルなど》について
・治療用顕微鏡(マイクロスコープ)の活用による根管治療の変化・根管治療の方法
・従来の根管治療では見逃されている根管の見つけ方
・根管治療を行う歯に穴が開いている場合(パーフォレーション)の対応
・根管治療を行う歯に治療用の器具が折れこんでいるとき(破折器具)の対応
・治療用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した外科的な根管治療について
などを講義と実習を通して行いました。

当院で私自身が根管治療をする時にも治療用顕微鏡(マイクロスコープ)を活用していますが、改めてセミナーを受講し治療用顕微鏡(マイクロスコープ)・根管治療について理解を深め、ブラッシュアップすることができ良かったです。
土曜日を休診にしてまでセミナーを受講しましたので、しっかりとした根管治療が必要な患者さんに対して今回習得したことを実践し、今までよりも更に良い治療が提供できるようにしていきます。

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講師の井澤常泰先生(左)と私

なお、当院での根管治療について知りたい方はこちらへ。
治療用顕微鏡(マイクロスコープ)について知りたい方はこちらへ。

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