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勉強会で歯周病に関して発表しました

2月26日(水)に私と勤務医の森川が所属する
5D SPIS(Shizuoka Perio Implant Study)という勉強会に参加しました。
5D SPIS(ファイブディー スパイス)というのは、
5D JAPAN(ファイブディー ジャパン)という歯科医師向けの講習会を受講した歯科医師あるいはこれから受講する歯科医師を対象に2か月に1回、浜松で行われる勉強会です。2014年現在、会員が約40名ほどいます。だいたい1回の勉強会で30人前後が参加します。参加する歯科医師は静岡県内の方がだいたい6割ほど、県外の方が4割ほどです。(東京近郊や大阪周辺からも参加される先生がいます。)勉強会の後には懇親会があり、そこで日々の治療に関しても熱い議論が交わされることがよくあります。
当日は、久しぶりに私の文献発表もありました。文献発表というのは、歯科の治療に関する英語の文献や論文を訳し、それを要約したものを発表するものです。今回発表したのは2013年の英語の文献、でタイトルが『Absorbable Collagen Membranes for Periodontal Regeneration: A Systematic Review 』というものでした。日本語に訳すと『歯周組織再生療法における吸収性コラーゲン膜:系統的分析』となります

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発表した英語の文献の内容を簡単に説明しますと、歯周病の治療、特に歯周病の外科的な治療に関して、「歯茎を開いて病的な部分を除去する」だけよりも、「歯茎を開いて病的な部分を除去し、さらに吸収性コラーゲン膜を併用する」ほうが歯周病の治りがさらに良くなるということです。
この吸収性コラーゲン膜を使用した治療は当院でも行っています。吸収性コラーゲン膜を使用した歯周病の外科処置を専門用語で≪GTR(Guided Tissue Regeneration =歯周組織再生誘導)法≫といいます。
さらに知りたい方はこちら(歯周病)のページを参考にしてください。
GTR法の対象になるのは、どちらかというと、ある程度歯周病が進行したかたです。そのような状態にならないように歯周病を予防していくことが最も大事です。予防に勝る治療はありません。歯周病は症状が無くても進行していることが多いので、定期的なチェックが必要なことが多いです。歯周病や歯のこと・歯茎のこと等でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

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