なぜあなたは太っているのか〜本当の食餌療法を実践すべし〜
「ダイエット」の本来の意味を知る
「ロードバイクを漕いでいます」「炭水化物を抜いています」多くの人が、流行の情報にのせられてダイエットをしていますが、それは間違いです。そもそもダイエットは食餌療法という意味で、痩せるという意味ではありません。食餌療法は何を食べるかだけでなく、どの順番で食べるか、どのように調理するか、どのように咀嚼(噛み砕き)するのか、これらをすべてを含みます。従って「ダイエットのために、ロードバイクを漕いでいます」という使い方は誤りです。
多くの人が太っている原因とは何か
多くの人達が太る原因は何でしょうか。それはズバリ、過食です。
【摂取したカロリー】-【基礎代謝量】-【運動量】=その人のエネルギー
成人の基礎代謝として必要なエネルギーは2600カロリーと言われています。つまり、摂取したカロリーがこの数値を上回ると、太ります。そして、カロリーをコントロールする上で、引き算は極めて難しいです。つまり、摂ったカロリーをすべて運動で消費しようとすると物凄い運動量になるので、実現はほぼ不可能ということです。
太らないために大切なこと4つ
太らないためには、以下の4つのことを実践しましょう。
食べる量を減らす
そもそも、2600カロリー以下しか食べないようにしましょう。
炭水化物、タンパク質、脂質は均等にとる
私たちの身体は、炭水化物、タンパク質、脂質をバランスよく摂ることで健康を保てるような仕組みになっています。炭水化物抜きダイエットは身体によくないので、やめましょう。
口の中でよく噛む
食物をよく噛み砕くと、しっかりと体内で消化吸収されます。毎回20~30回ほどしっかり噛むのが理想です。
油は精油したもので摂らない
代謝のことを考えると基本通り、魚と肉と植物の油を1:1:1で摂取するのが望ましいです。米油は玄米を食べて摂取する。シソ油は紫蘇を食べて摂取する。胡麻油は、ごまを擦ったものを食べて摂取する。このように、精油した油ではなく食物から油を摂りましょう。
特に、植物性の油をたくさん摂取しすぎると血管が目詰まりしてしまいます。
流行のダイエット方法や植物油を過信せず、古くから日本人が大切にしていたバランスのとれた食生活を大事にしましょう。