DASGセミナー(第3回)に参加しました
富士山も初冠雪を観測し、朝晩と冷え込むようになり冬が近づいていますね。
気温の変化で体調など崩されないようお気を付けください。
さて10月30日 日曜日に大阪にてDASG11期の第3回勉強会に参加したので報告します。全6回のうち折り返しとなる3回目で初めてメンバー全員が集まりました。
一緒に学んでいるDASGのメンバー
今回は寝屋川市にある「かわさき歯科」という歯科医院さんをお借りして研修を行いました。ハワイアンをイメージした歯科医院でまるでカフェのようなおしゃれな内装で明るい雰囲気の歯科医院さんでした。
今回は前回行った「聴く向き」のフィードバックや「質問力」などについての研修でした。「聴く向き」を発揮するにも、まず始まりは質問からということで質問力を磨くためのグループワークを行いました。
普段みなさんもいろいろな場面で質問をする機会は多くあると思います。その時意識していることはありますか。
無意識に同じように行っているつもりの質問でも質問をするテーマや人によって自分の態度や質問が変わってしまうということを体験するグループワークがありました。
例えば、自分の好きなテーマに対して話す時と、自分の苦手なテーマに対して話す時、たくさん質問がでたり盛り上がるのはやはり自分の好きなテーマの時でした。
また自分の好きなテーマだったとしても、苦手なタイプの人が相手だと質問がしにくくなってしまったりすることもありました。
質問はテーマや相手に左右されてしまうことがあるということを実感するためのグループワークでした。
また質問には「オープンクエッション」と「クローズドクエッション」というものがあるという学びもありました。
オープンクエッションは相手が答えを考えるような質問で
クローズドクエッションは答えがイエスかノーなどで答えられる質問です。
例えば歯科で症状を聴くとき、「歯が痛いですか?」と聴くのはクローズドクエッションで「歯がどのように痛みますか?」と聴くのがオープンクエッションになります。
イエスやノーだけの質問ではなく、相手が考えて自由に答えることができる質問を増やすことでより相手を知ることができるという学びでした。
同じ質問だとしても意識や聴き方を変えることで、引き出せる答えは変わってきます。初診カウンセリングを担当することが多い私は、初めて来院された患者様にいろいろな質問をさせていただきます。
緊張や不安を抱えていらっしゃる患者様のお気持ちを出来る限り理解し、安心して治療をうけていただけるような質問ができるようスキルを磨いていきたいと思います。