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Jokanスクール アドバンス コースを受講しました

こんにちは。歯科衛生士の岩崎です。
暦の上では秋となりましたが、厳しい暑さが続いていますね。体調など崩されてないですか?
私は暑さに慣れず、夏バテぎみです。
それでも夏季休暇中は、釣りに行ったりバーベキューしたり花火大会に行ったりと満喫していました。
リフレッシュできたので、またお仕事頑張らなければと思いながらこの原稿を書いています。

さて先日、研修に参加しましたので報告させていただきます。
6月から埼玉県で月に1度のJokanスクールのアドバンスコースを受講しています。
Jokanスクールとは、フリーランスの歯科衛生士の上間京子先生が開催している歯科衛生士向けのセミナーです。

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jokanスクールの実習風景 左が上間先生

2014年に1年コースのベーシックコースを受講しました。
ベーシックコースでは、ユニットの椅子の座り方からスケーラー(歯石を取る際に使う器具)の持ち方・マネキンを使った実習・シャープニング(スケーラーを研ぐこと)など初歩的な事から実践的な事までを勉強します。

2015年はフォローアップコースを何度か受けました。
今年は、更にステップアップするためのアドバンスコースが開講されるとのことだったので受講を決意し、この6月からスタートしています。

アドバンスコースは7ヶ月のプログラムで、ベーシックでは習う事のなかったSRP(歯石をとり、歯や根っこの表面をきれいにすること)の基礎の見直しや応用テクニックや応用的なトレーニング法などを学びます。
主にはマネキンを使った実習が多く、新しいテクニックをデモで教えてもらい自分で実際に練習することを繰り返しています。

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実習中の私 実習中に上間先生に色々チェックしてもらいます

私が主に練習を重ねてきているのが、SRPのテクニックです。SRPとはScaling&Root Planing(スケーリング&ルートプレーニング)の略称です。
スケーリング&ルートプレーニング(以下SRPと記します。)とは歯周病治療の1つで、ハンドスケーラーと呼ばれる専用の器具や、超音波の器具を用いて歯周ポケットの中、いわゆる歯茎の中の歯の根に隠れている部分の歯垢や歯石を取り除くことです。
歯の周りに歯周ポケットという溝があり、その溝に歯垢や歯石が付着します。その汚れが歯周病の進行を助長する役割をしています。歯周ポケットの中の汚れは歯ブラシなどでは、除去することが難しいため、特別な道具を使って汚れを除去する必要があります。

・スケーリング scaling:
歯にこびりついた歯石やプラークを取り除くこと。
・ルートプレーニング root planing:
細菌で感染した歯の根の表面(セメント質)を取り除き、磨いて表面をツルツルにして細菌の付きにくい環境にすること。

SRPをすることによって歯周ポケットを清潔にすることができ、歯の根の表面をツルツルにすることができるので、歯周病の改善や、それからの口腔内の改善に繋がります。
しかしこのSRPは、歯周ポケットの中に器具を入れて取り除くため、痛みを伴なうことがあります。
SRPには高い技術が必要であり、日々練習したり、研修を受けたりすることで技術を身につけています。

当院の患者さん・またこれから当院に通院してくださる方々が、むし歯や歯周病で悩むことが無くなり健康なお口で過ごしていただけるように、学び・習得したことを患者さんに還元していきたいと思います。

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