新着情報

Jokanスクール 第10回

こんにちは。歯科衛生士の沖舘です。
まだまだ厳しい寒さが続いておりますね。
みなさんは体調など崩してはいませんか?
私は鼻声でしゃべるのがすこしツライ状態です。
今の時期、インフルエンザが流行っていますから外出する際は特に注意したいものです。

インフルエンザの予防として、歯磨きや舌磨きも有効ということをみなさんご存知ですか?
手洗い・うがいはもちろんですが、歯磨きや舌磨きもお口の中にいるウィルスを除去することができます。

細菌やカビは、何かの栄養(食べかすなど)を見つけて、それを食べて繁殖します。しかし、ウイルスは生きた細胞にしか興味がありません。ただ栄養があるだけでは生きていけず、生きている細胞、例えば私達の身体の細胞に侵入して、寄生し乗っ取ることでしか生きられないのです。

口の中には食べかすや染みだした血液などの栄養がたっぷりとありますが、ウイルスはこれを全く利用できません。そのためウィルスは口から入ってきたら、なるべく奥へと入っていって、喉や肺の細胞などに寄生します。
これが「ウイルス感染」です。

インフルエンザウイルスは感染したら爆発的に増殖しインフルエンザを発症します。
また、風邪のウイルスなどに比べても格段に感染力も強いため、恐ろしいウイルスです。
インフルエンザウイルスに感染しないようにするには、口に入ってきたらすぐに取り除くことです。唾液の中に漂っていたり、粘膜の表面に溜まっていて細胞の中に入り込まないうちにうがいをして取り除いてしまいます。
口の中に溜まっているウイルスを取り除くことが出来れば発症を未然に防ぐことができます。
なので、歯磨きや舌磨きも有効なのです。

歯磨きを怠って口の中で細菌が増えると、その毒素で粘膜が破壊されるため、そこからウイルスが入り込みやすいことが理由としてあげられています。
日頃から丁寧に歯磨きをしていると、口の中の粘膜を健康に保つことができます。虫歯や歯周病の予防が、同時にインフルエンザ予防につながるんです。

日頃のケアを見直して、体調管理に努めたいですね。

さて、今月の中旬に第10回目になりましたJokanスクールを東京にて受講してきました。スクールも残すところあとわずかとなり、3月に広島で行われる最終試験に向けて追い込みの時期になりました。
そのためマネキンでのトレーニングが中心となった内容でした。ここから、更にモチベーションを上げて練習していかなければなりません。

スクールの受講中に上間先生が、『この試験が終わってから、今のモチベーションがぐんと下がってしまう方が多い。今のモチベーションを4月以降も維持していく事が大事。』とお話して下さいました。

最終試験をゴールとしていた私は、はっと気づかされました。試験で合格できたとしても、患者さんの口腔内を健康にしていかなければ意味がありません。

一人でも多くの患者さんを健康な状態へ導き、その方々の生活の質を上げることができた時に一つのゴールに到達するのではないかと思いました。

まだまだ、未熟な部分が多い私は4月以降もトレーニングの積み重ねを続けていきます。

ご予約・お問い合わせ

当院は、完全予約制です。

Tel. 054-260-6655ご予約・お問い合わせ
Telご予約
お問い合わせ
アクセス採用情報