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7月22日号の女性自身の記事に関して

7月8日発売の女性自身(7月22日号)の記事で歯科医院における滅菌について以下の報道がありました。
表紙の赤丸部の実際の記事は以下の通りです。

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以前の5月19日のブログ(詳しく知りたい方はこちらへどうぞ)や6月13日のブログ(詳しくしりたいかたはこちらへどうぞ)にも書いたように、多くの歯科医院では歯を削る機械を確実に滅菌せずに再使用しています。

この女性自身の記事に書いてある『歯科外来診療環境加算=外来環』に関しては、残念ながらあまりあてになりません。
なぜなら、歯科外来診療環境加算の届け出を行っていても、クラスB滅菌器およびクラスS滅菌器が導入されていない歯科医院がかなりあるからです。ちなみに、当院は歯科外来診療環境加算の届け出をしていません。
(届け出をすれば、すぐに外来環境加算を請求できる状態にはなっています)しかし、少しでも患者さんの金銭的負担を少なくするため、当面の間は届け出をする予定はありません。

当院にとって、滅菌にこだわるのは決して特別なことではないからです。当たり前のことだからです。でも、その当たり前を確実に行っていくのはすごく大変です。その当たり前のことがこのような報道がされるまでは、過半数の歯科医院で行われていなかったのが、歯医者として、同業者として非常に恥ずかしく思います。歯科医師としての、モラルや倫理観はどうなのかと思います。

滅菌されているかどうかを知りたい場合は、世界最高水準のクラスB滅菌器およびクラスS滅菌器が導入されているかどうかを確かめることの方が確実です。

特に、歯を削る機械(=ハンドピース)を外側だけでなく、内部まで確実に滅菌・洗浄することができるのは2014年現在、日本では『シロナ社のDACユニバーサル』(クラスS滅菌器)のみです。
それ以外の滅菌器では残念ながらほぼ不可能です。滅菌に関する報道がされてから、品切れ状態になっているそうです。

院内感染がおこらないように、滅菌に関しては最大限の注意を払っておりますので、安心して当院を受診してください。

当院の滅菌に関して詳しく知りたい方は、こちらのページ(滅菌に関して)をご覧下さい。
『シロナ社のDACユニバーサル』(クラスS滅菌器)について詳しく知りたい方は、こちらをご覧下さい。

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