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CAD/CAM・セレック修復のためのセミナーを受講しました

5月25日に東京汐留のシロナの東京セミナールームで行われた、CAD/CAM・セレック修復のための形成・接着セミナーを
受講しました。
今回の講師の先生は、東京駅のすぐそばで開業されている中村昇司先生でした。

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今回の講演では、
特に『歯の形成』と『歯とセラミックとの接着』をメインに
最新の情報を交えた演者の治療例がお話しされました。
CAD/CAMとは、
Computer aided design Computer aided manufacture
コンピュータ支援により設計を行い コンピュータ支援のもとに加工する技術のことです。

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それを歯科医院の診療室で行うことができるシステムがセレックシステムです。セレックシステムについて詳しく知りたい方はこちらへどうぞ。CAD/CAM・セレック修復を成功させるためには、セレックシステムを使いこなすことも重要ですが、ベースとなる『歯の形成』、『歯とセラミックとの接着』についての理解が必要不可欠です。

『歯の形成』というのは、虫歯になった歯に対して虫歯を除去し詰め物やかぶせものに合った適切な形に歯を削って形を整えることを言います。

『歯とセラミックとの接着』というのは、歯とセラミックはそのままでは絶対にくっつかないので、歯やセラミックに対してプライマーというものを処理し、セラミック専用の接着剤で歯とセラミックを一体化させることを言います。

『歯の形成』や『歯とセラミックとの接着』が適切に行われていない場合、セラミックあるいは歯が破折・欠ける・割れるということが起こります。

CAD/CAM・セレック修復で使用するセラミックは、工場で無菌的に規格生産されたセラミックのブロックを削りだして使うため、高品質で、気泡の混入が無く、物性的に大変優れています。
しかし、一般的なセラミックは歯科技工士が粉と液を混ぜて作るため気泡の混入が避けられず、経年的に物性の劣化が起こることがあります。

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今回の講演を聞いて、更にCAD/CAM・セレック修復に関して理解を深めました。

静岡県あるいは静岡市内でも、以前よりはセレック治療を扱う歯科医院が増えてきましたが、まだまだ少ないのが現状です。もっと、もっと普及することを願っております。

今後も治療に関する情報をアップデートし、良質な歯科医療を提供できるよう継続した努力を続けていきます。

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