5-D Japanの総会に出席しました
3月16日に東京で行われました5-D Japanの総会に勤務医の森川と参加しました。5-D Japanは歯科医師及び歯科衛生士向けのセミナーや講習会を主催しています。5-D Japanについて詳しく知りたい方はこちらへどうぞ。
なお、私自身は以前に5-D Japanの主催するセミナーや年間コースの講習会を受講しております。勤務医の森川は、今年の4月から5-D Japanの主催する年間コースの講習会に出席します。歯科衛生士の沖舘も過去に5-D Japan主催の衛生士向けのセミナー・講習会に参加しております。セミナーや講習会の参加およびそのあとの実践を通してより一層の治療技術のレベルアップができます。そしてレベルアップした治療を当院に来院される患者さんに還元しています。
総会の内容に関しては、午前中は5-D Japanの受講生の発表、午後は5-D Japanのファウンダーの北島先生と北九州市で歯科医院を開業している白石先生という方の症例検討会でした。
症例検討会の内容は主に歯周病の治療に関するものでした。特に歯周病の外科処置に対しての考え方、手術の目的、適応等が実際の治療例を交えて詳しくお話しされていました。
歯周病の治療において最も大事なことはプラークコントロール(正しい歯磨きを行い、できるだけ口の中に細菌・汚れ等が無い状態にしていくこと)と治療が終了したとしても定期的なチェック(メンテナンス)を確実に行うことです。
どんなに良い歯周病の治療を行ったとしても、お口の中がばい菌(細菌)だらけでは意味がありません。また、治療後の良い状態を維持していくためにも定期的なチェック(メンテナンス)が必要になってきます。適切なプラークコントロールがなされた状態でしっかりとした歯周病の治療を行い、そのうえで定期的なメンテナンスをしていくことが非常に重要なのです。
歯周病は糖尿病や高血圧と同じように痛くなく無症状で進行していきますので、痛みや腫れたり歯茎から出血があるという症状が無くても定期的なチェックを受ける事をお勧めします。