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院長ブログ

静岡県口腔インプラント臨床講演会に出席しました

2016/11/07

3月21日の春分の日にホテルアソシアで行われた静岡県口腔インプラント研究会が主催する臨床講演会に参加しました。
今回の講演会のメインテーマは「インプラント周囲炎」についてでした。インプラント周囲炎というのは、インプラントを支えている骨が溶けてなくなってしまう病気です。ちなみに、歯を支える骨が溶けてなくなるのが歯周炎(歯周病)です。歯周炎(歯周病)で歯を支えている骨が溶けてなくなってしまうとそれに対する治療が大変なように、インプラント周囲炎によってインプラントを支えている骨がなくなった時にも治療が大変です。
治療法としては、歯周病と同様に原因除去療法を行います。具体的には、歯茎を開いて汚染されてしまったところを徹底的に除去します。場合によっては、インプラントそのものを撤去する必要があります。インプラントそのものは天然の歯と違って完全な人工物というか異物なので、天然の歯以上に治療が困難です。そのため、インプラント治療を受けた箇所に関しては天然の歯よりも気を付けて清掃をする必要があるのです。できるだけ汚れを付着させておかないということが大事なのです。普段の自分自身でのプラークコントロール(歯磨き)と歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアを併用するほうがよいのです。

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インプラント周囲炎になってしまった場合の最先端の治療に関して、横浜市開業している吉野敏明先生が講演をしてくれました。インプラント周囲炎の治療にレーザーを活用して汚染されたインプラント表面の汚れを取るというのを動画を交えてわかりやすく説明されていました。また、免疫のこと、細菌学的なことも基礎からわかりやすく説明してくれました。
インプラント周囲炎にならないようにするための取り組み・予防法に関して駿東郡清水町で開業している白鳥清人先生が講演してくれました。いかにしてインプラント周囲炎を起こさないように配慮していくかという内容でした。具体的には、いかに清掃しやすい(プラークコントロールしやすい)ようにインプラント治療をしていくかということです。できるだけインプラントの周りに健康で丈夫な歯茎を確保するかということです。インプラント周りに健康で丈夫な歯茎が無い場合は、丈夫な歯茎を移植や移動によって確保することがあります。専門用語・術式では、遊離歯肉移植術(ゆうりしにくいしょくじゅつ)や歯肉弁移動術(しにくべんいどうじゅつ)というものです。当院でもインプラント治療を行うときに歯の周りに丈夫で健康な歯茎があったほうが良いというのと同じようにインプラントの周りにもその状態を確保するため必要に応じて行っております。
インプラント治療は歯のないところ(欠損)に対して行う治療の中でブリッジや入れ歯(義歯)と違い残っている歯に負担をかけることのないとても優れた治療ですが、やはり天然の歯に勝るものはありません。しかし、欠損に対してはいちばん良い治療になることもよくあります。適応をしっかりと見極めたうえで、清掃性の良い治療を提供していきます。
今後更にレベルアップをするためにセミナーや講演会への参加を積極的に行っていきます。

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