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PEC アドバンスコースを受講しました 1日目

2016/11/17

明けましておめでとうございます。歯科衛生士の岩﨑です。
新たな年を迎え皆様にとって本年にご多幸がありますようお祈りいたしております。
本年も、スタッフ一同 駿河デンタルオフィスをよろしくお願いいたします。

さて、昨年12月に2週連続にわたり大阪にてPEC(Postgraduate Education Course)のアドバンスコースを受講してきましたので報告します。

昨年の9月にベーシックコースを受講しました。ベーシックコースでの内容を知りたい方はこちらへどうぞ。
講師は同じく大阪で開業されている山本浩正先生です。ベーシックコースよりも更に内容が深く濃い講義を2日間していただきました。

今回はタバコと歯周病の関係について書きたいと思います。
(すみませんが、今回のブログは愛煙家の方にとってはすこし不快な内容となっております。)
近年では、愛煙家は減少傾向にあるようです。
しかし、日々の診療では喫煙されている方や禁煙が続かなくて喫煙されている方などまだまだ多く見受けられます。
喫煙は生活習慣病であり、ニコチン中毒という病気です。

タバコの煙には、四千種類以上もの化学物質が含まれ、このうち六十種類には発がん性があります。
主なものとしてタール、ニコチン、一酸化炭素の3つが知られています。

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喫煙は歯周病にとって、最も危険な因子(歯周病の一番のリスクファクター)です。

タバコを吸うことによる免疫力の低下は、歯周病だけでなく他の病気にかかりやすくなります。
歯周病とタバコ関係に関しては、下記のことが挙げられます。
・タールが付着すると歯垢(プラーク)や歯石がつきやすい
・だ液が減り口の中が乾燥して再石灰化が行われにくい
・ニコチンが血管を収縮させ酸素や栄養分の供給が不十分
・ニコチンが免疫細胞の働きを抑え抵抗力も落ちてくる
・喫煙によってビタミンCが消費され治りがよくない

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喫煙されている方の歯周病の特徴は、一言で言ってしまうと「炎症症状が少ない(みえにくい)」ということです。
炎症症状が少ない(みえにくい)というのは、
・歯ぐきの腫れが少ない
・ブラッシング時の出血が少ない
ということです。

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歯周病は慢性に進行し、あまり強い症状が現れないことが多いのですが、その中でも「歯ぐきの腫れ」「ブラッシング時の出血」は比較的自分で気づきやすい症状です。

しかし喫煙者の歯周病ではこれらの症状が現れにくいということです。
でも勘違いしないでいただきたいのが、決して歯周病が軽症だということではないということです。生体には免疫という防御反応があり、病原菌が体内に侵入してきた場合、体内の対抗部隊との戦い(戦争)が起きることになります。それが炎症です。

実際には歯ぐきが腫れたり、出血したり膿んだりします。
しかし喫煙により歯ぐきが低酸素状態になったり、免疫力が低下したりしていると、病原菌が侵入してきても対抗部隊の数が足りなかったり力が不足したりで戦い(戦争)にならないことになります。

つまり自覚症状が少なくても歯周病はどんどん進行し、歯周組織(歯茎と歯を支える骨の部分)の破壊が進んでしまうのです。
しかも炎症症状が現れにくいために、自分で歯周病の進行に気づきにくいというわけです。
たばこを吸う人は歯周病になりやすく、歯周病が治りづらく、例え完治しても再発しやすいのです!
たばこをやめない限り歯周病は治らない!とさえ言われていますので、歯周病を完治させ、再発を防ぎたい場合は、たばこをやめる事が近道になる事は間違いありません。

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あるデータによると、『タバコ喫煙者は吸わない人に比べて2~6倍、歯周病になりやすい』と実証されています。
(喫煙歴が長く1日の本数が多ければ多いほど倍率は高くなります)
たとえ現在、歯周病になっていなくても、たばこを吸っていると歯周病へのリスクが高くなり、逆に禁煙すると歯周病へのリスクが下がりますので、歯周病を予防するためにも禁煙することをオススメします。

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