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PMTCクリニカルコースを受講しました

2016/11/17

こんにちは。歯科衛生士の岩﨑です。
すっかり秋めいて、空は深く澄み渡りさわやかな季節となりましたね。先日、富士山も初冠雪が確認されて冬がすこしずつ近づいてきているように感じます。

さて先日、東京にてPMTCクリニカルコースを受講してきましたので報告させていただきます。
今回、ブリギッタ・ニーストレン先生がスウェーデンから来日され講演してくださいました。ブリギッタ先生は、PMTCの創始者であるアクセルソン博士の右腕として働いてこられた有名な歯科衛生士です。

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アクセルソン博士(左)とブリギッタ先生(右)

アクセルソン博士は、歯科界ではとても有名な方で『予防の父』とも呼ばれています。世界で初めて、PMTCを考案し、予防歯科を世界に広めた先生です。
1970年代から30年以上にわたる長期の臨床研究を行った結果、患者さん本人によるセルフケアと定期的なプロフェッショナルケアを組み合わせる事によって、成人でも97.7% ほとんどの歯を残すことが出来るという事実を証明されています。
そんな有名なアクセルソン博士の右腕の歯科衛生士がブリギッタ先生で、PMTCの第一人者でもあります。

今回、ブリギッタ先生が長期の臨床研究に基づいて"本当のPMTC"について講義と実習をしてくださいました。
PMTCとはProfessional  Mechanical Tooth Cleaningの頭文字を取ったもので 専門家による機械的な歯面清掃のことを指す用語です。
もっと分かりやすく言えば、歯科医師や歯科衛生士といった、お口のプロフェッショナルが行うフッ化物配合研磨ペーストと電動の機械を用いた歯面全体のクリーニングの事です。
当院でも自由診療の健診にて、日常の歯磨きでは落とせないバイオフィルム・ステインを除去するため行っています。

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PMTC中の写真

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今回は、今より理解を深めより良い施術が出来るようになる為に受講を決めました。
講義では、臨床研究結果から年齢に関係なくセルフケアとプロフェッショナルケアで歯は守れるというお話をしてくださいました。
・患者さん個々の状態に合わせて、リスクの高い部位に重点を 置いたクリーニングをしていくこと。
・患者さんそれぞれの全身から口腔内を把握しリスクを理解し て、サポートしていくこと
・患者さん自身も口腔内のことを理解し自分のリスク部位を把 握しきちんとセルフケアができるようになること

講義を聞き、キーリスク(=汚れが付きやすく、むし歯・歯周病などになりやすい部位)となる歯面(歯の面)を中心にセルフケアとプロケアを確立させていくことが大切だと分かりました。ブリギッタ先生が言うキーリスクとなる歯面とは、特に奥歯の歯と歯の間のことをさしていました。

スウェーデンでは、まずキーリスク部位からセルフケアもプロケアも行っているそうです。ノンリスク部位には時間をかけないという考えがあるからだそうです。なので、セルフケアはまずフロスや歯間ブラシ・タフトブラシをメインで使用してその後ノンリスク部位のブラッシングをするよう指導しているということでした。

その話を聞き、日本とのギャップをすごく感じました。日本では、歯ブラシをメインとして使い、フロスや歯間ブラシ・タフトブラシはあくまで補助的なものとして扱っています。そのため、使用している方は一部の方で口腔内への関心が高い方が多いように感じます。

リスク部位である、歯と歯の間のケアが出来ていない方はまだまだ多いように思います。むし歯や歯周病の予防のためにも、歯と歯の間のケアは大切です。

今回学んだことを、患者さんにお伝えしていかなければと思いました。また、プロケアも同じで、まずはリスク部位のクリーニングから行うことが重要だと話してくださいました。

今後の健診では、患者さんのキーリスク部位を更に見極めて、それを伝えてセルフケアができるようになるまでサポートし、プロケアでもしっかりとバイオフィルムの除去を行うようにしていきたいと思います。

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