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インプラントマスターセミナーを受講しました

2016/11/07

9月14,15日に東京のお茶の水で行われた依田 泰先生(東京都文京区 開業)の『インプラントマスターセミナー』を受講しました。依田先生は、インプラント治療を主体として開業されている先生です。

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セミナーの内容としては、
・インプラント治療の歴史
・インプラント治療をする時の診査・診断
・インプラント治療のメリット・デメリット
・各社のインプラントのメリット・デメリット・優位性
・インプラント治療の適応
・シミュレーションソフトウェアでの治療計画の立案
・実際のインプラント治療の流れ
などについて講義と実習(ハンズオン)を通して学びました。

インプラントの歴史は1960年代にスウェーデンのブローネマルク博士がチタンが骨と結合することを発見しました。
この組織学的な状態、つまり光学顕微鏡レベルで骨とインプラント体が直接結合する状態の事を『オッセオインテグレーション(osseointegration)』といいます。
現在普及しているインプラントはこの『オッセオインテグレーション』をするものが主流となっています。

インプラント治療は、すべての患者さんに適応できる訳ではありません。インプラント治療が適応できるかどうかを判断するための診査・診断はお口の中の状態だけでなく、全身状態についての把握が必要不可欠です。
特に循環器系疾患(心筋梗塞・狭心症など)、脳血管障害(脳梗塞・脳出血など)、内分泌系疾患(糖尿病など)、肝臓・腎臓疾患・骨系統疾患・免疫系疾患などに注意が必要です。
また、喫煙の有無によっても治癒に違いが出るため可能であれば禁煙するのが理想です。
インプラント治療の診査や治療計画を立てる上で骨の状態やその周囲の解剖学的状態を把握する為には通常のX線(レントゲン)だけではなくCTでの3次元的画像診査が必須です。

インプラント治療の最大の利点は残っている歯を守る事ができるという事です。
つまり、残っている歯を削らなくて済んだり(削る必要があったとしても削る量を最小限にできたり)、残っている歯の過重負担を軽減したり、歯の欠損の拡大を食い止める事で噛み合わせが崩れる事を防ぐ事ができます。
しかし欠点としていくらインプラントそのものが生体親和性に優れたチタンとはいえ異物である事、管理を怠ると感染の可能性がある事、インプラント治療には外科処置が必要不可欠な事が挙げられます。

2014年現在、日本国内においては約40社のインプラントが流通しています。各社それぞれ研究・開発を行い自社の製品の素晴らしさ・優位性をアピールしています。
様々なインプラントメーカーから様々な形や表面性状のインプラントが販売されています。

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(各社の販売しているインプラント)

インプラントの表面性状としては、機械研磨、酸処理、チタンプラズマスプレー、ブラスト処理、ブラスト処理+酸処理、酸化処理、HAコーティング、異なる表面性状の組み合わせなど、各インプラントメーカーによってさまざまなものがあります。

実際の患者さんのお口の中の状態のCT画像のデータをシミュレーションソフトウェアで読み込みソフトウェア上でインプラント体を適切に埋入するポジションをシミュレーションする事ができます。
適切な位置にインプラントを入れる事を判断する為にもCT画像のデータは必要不可欠です。

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今回のインプラントマスターセミナーでは、当院で日常的に使用しているBiomet 3iのインプラントではないインプラントについてもたくさんお話がありました。
Biomet 3iのインプラントは決して悪いものではありませんが、他のメーカーのインプラントを知る事も非常に重要な事です。
世界的にシェアのあるBiomet 3i社やstramann社、ノーベルバイオケア社、デンツプライ社のアストラテックのインプラントであれば悪いインプラントではありません。
世界的にシェアがあるというのは、つぶれる心配がほとんどないため、長期的に安心です。
(シェアが低すぎると長期的にみてその会社がなくなってしまう恐れがあります。そうなると長期的に不安があります。)

今後も、患者さんの歯をしっかりと残す治療をベースに診療をしていきますが、歯の欠損がある方や歯の保存ができない場合に関しては、インプラント治療は非常に有効な治療法です。
それをうまく活用していく為、またインプラント治療に関しても情報をアップデートしてく為に今後もさらに研鑚を積んでいきます。
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