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月星先生のセミナーを受講しました

2016/11/07

8月3日に静岡市駿河区のツインメッセで行われた
月星光博先生(愛知県海部郡蟹江町開業)の
『CBCT Based Dentistry-エンドと外傷歯における革新-』というセミナーを受講しました。

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講演の内容としては、コーンビームCTを活用した歯科治療、特に根管治療と外傷に関しての診断と治療について実際の治療例を交えてお話しがありました。

根管治療へのCBCTの応用に関しては、従来の2次元のレントゲンでは判断が困難だったり、情報量が少ないという欠点があります。
しかし、CBCTは3次元で歯や根管の形態、根の先の状態がわかるようになり、治療を進めていくうえでかなり有効です。ただし、従来の2次元のレントゲンよりも被ばく量が増加するという欠点がありますが、現行のCBCTは低被爆のものがかなり多いので、あまり心配する必要はありません。

被ばく量が気になる方はこちらのページの下の表をご覧ください。当院でのCBCTやレントゲンの被ばく線量を表で示しています。

根管治療を行うときに、3次元の情報つまり歯や歯根や根管の形態をわかったうえで治療を行っていく有効性についてお話をされていました。
それと、根管治療に関しては
・感染をさせない
・感染を拡げない
・感染を除去する
というのが重要であることをお話しされていました。

通常の根管治療で治りが良好でない時は『意図的再植術』という方法によって歯を残すことが可能なこともあるということをお話しされていました。

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『意図的再植術』とは、
A)通常の根管治療では治りが良好でない場合
B)いったん歯を抜いて根っこの先の病気の部分=根尖病巣を除去し、歯の根っこの先(=根尖部)を約3mmカットし、根の先(=根尖部)から根管形成・根管充填し
C)歯を抜いた部分に戻す治療法です。
もちろん、意図的再植術に関しても適応症がありますので、すべての歯が適応になるわけではありません。また、この処置を行うことによって、歯の根が吸収したりすることもあります。歯の外傷に関してCBCTを活用するお話もありました。
CBCTを外傷に活用することで外傷の診断にかなり役立ちます。診断がしっかりできないとしっかりとした治療方針が決定しないため診断は非常に重要です。
もしも、不幸にして歯の外傷が起こってしまい、歯が抜けてしまったら牛乳に歯をつけておくのがよいです。一番よくないのは、歯を乾燥させてカピカピにしてしまったり、だめだと判断して歯を捨ててしまうことです。
牛乳につけておけば数時間はもつことがあります。そして早目に歯科医院で抜けた部分に歯を戻して(再植して)もらいましょう。
歯が抜けてから早ければ早いほど治りがよいことが多いです。逆に乾燥状態で2時間以上放置した場合は予後が悪いです。

講演後、月星先生にメッセージをいただきました。

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『エンド』というのは歯内療法(歯を残すための根管治療や歯根端切除術や意図的再植など)のことです。本当にその通りだと思いました。このメッセージをいかして今後も当院を訪れる患者さんの為に知識を深め・技術を磨き、治療を頑張っていきます。

なお、当院での根管治療について知りたい方はこちらへ。
CBCT(歯科用CT)について知りたい方はこちらへ。

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